金属棒の温まり方の違い

金属は熱が伝わりやすいというのは良く聞くと思いますが、金属の種類でその温まり方は違います。

例えば鉄とアルミ、銅の金属棒にロウを塗り、先端から火に当てて温めてみると、温めたのが同じ時間でも銅が最も長くロウを溶かしました。
この結果では銅、アルミ、鉄の順で熱が早く伝わり、鉄は鋼の半分程度しか熱が伝わっていないことから、金属の中でも幅広い熱の伝わり方がある事が分かります。

またこのように金属棒を温めたとき、温めている所から順に熱が伝わって行く事を「伝導」と呼びます。
今度は金属板をくり抜いたものを温めてみると、熱の当たっている切り口から熱には当たっていないものの近くにある切り口まで、切り抜いた形に沿って色が変わります。
金属の熱は近くにあるだけでは伝わらず、繋がっている部分から伝わっているのです。

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