
銅、鉄、アルミニウムに続く主要金属のチタンは、実はまだ使われ始めてから60年程度しか経っていません。
最も古く使われ始めた銅は6000年前から、続いて鉄が4000年前から、そして鉄は100年前使われ始めているとされています。
なぜチタンだけそんなに短い歴史なのかと言うと、純粋なチタンを取り出すのに多くの年月を有したことが理由として挙げられます。
チタンはおよそ200年前に発見された金属ですが、チタンは酸素と強く結びついてしまうという性質上、鉄や銅と同じような方法では取り出すことが不可能でした。
科学者達の研究によってずっとチタンを取り出す方法が研究されてきましたが、結果的にチタンが取り出せるようになるまで約150年かかってしまい、金属として実用出来たのが最近なのです。
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